本のススメ③

今回は小説ではない本のおすすめです!


近藤麻理恵さんの、人生がときめく片づけの魔法。


題名の通り、片づけについての本です。


私がいいなぁと思ったのは、ものに触れてときめくかときめかないか判断してときめかなかったら捨てる、という片づけの方法。


具体的じゃないからわかりにくい〜って思う人もいるかもしれませんが、私的にはすごくツボにはまりました。


あと、ものを捨てるときはそのものにお礼を言ってから捨てる、というのもいいなぁと思いました。


ものには全て役割があるっていうのがこんまりさんの考えだそうです。

例え買ったけれど一回も使わなかったものだとしても、買った時にときめきを私に与えてくれた。だから捨てる時はちゃんとありがとうと言う。


この考えを知って、ものを捨てる時の罪悪感が減りました。

使わなかった化粧道具も、買った時にワクワク感を与えてくれた。使わなかった参考書も、買ったことで勉強への意識を高めてくれた。

そう考えると、なんでこんなもの買ったんだろう...という風に暗い気持ちにならずに片づけることができますよね。


片づけはお祭りだっていう考えも、なるほどな〜と思いました。

片づけは日々やるものではない。お祭りみたいに1回だけやれば十分だっていうのがこんまりさんの考えです。


私は今まで、ものを「なんとなく」しまってました。だから文房具1つとっても、収納場所がいくつもあった。

でもお祭りのように1回だけ、ものをどこに置くか決めて片づければそんなことにはなりませんよね。文房具は全部ここ、化粧道具は全部ここ...というように。

こんな風にものの位置を固定しておけば、何か新しいものを買ってもどこにおけばいいかすぐ判断できます。


こんまりさんは片づけ事業をしてらっしゃるんですが、そのお客さんの中に、片づけをした後にやりたいことが見つかったなど人生が変わった人がいたそうです。それも1人2人ではないそう。

片づけた後残ったもので、自分の好きなものや自分の方向性がわかるみたいです。


たしかにごちゃごちゃしてる状態では、当たり前すぎて気づかないものってあるかもしれないですよね。

こんまりさんも、今ではすっかり片づけのプロですが、片づけを仕事にするとは思ってなかったそうです。趣味はって聞かれると苦し紛れに読書って答えてたそう笑 それほど片づけはこんまりさんにとって身近すぎて、片づけでどうこうっていうのは考えてなかったらしいです。


なんだかそれを聞いて安心しました。

私はあんまり深く掘り下げた趣味や好きなものがないので...だからこんまりさんのように、何か1つを極めてしかもそれを仕事にしてる人をすごく尊敬します。


でもこれから何か自分の方向性が見えてくるかもしれないですよね😃だってこんまりさんの本に影響されて、自分の部屋を片づけたばかりなので笑